UIA大会で 「日本の匠たち展」というイベントが東京国際フォーラムガラス棟で行われていました。
滅多に見ることがない大鉋(おおかんな)の実演を見学してきました。
この幅広(一寸、約30cm)の大鉋は実物を見るのも初めてでした。
刃の手入れ、刃の調整、掛け方、どれをとっても素晴らしい技術で感動しました。
海外からの参加者も足を止めてその技術に感心しているようでした。
余談ですが、現在木造建築の現場で鉋掛けはほとんど見なくなりました。
以前千葉市で親しい大工棟梁と一緒に小学生向けセミナーをしたことがあります。
http://www.chiba-gakushu.jp/information/information090911.html
そのセミナーで棟梁が鋸や鉋を会場に持込、実演をしたのですが、鉋屑をはじめて見る多くの子供たちが持ち帰ったのを思い出しました。
昔は工事現場にたくさん鉋屑などあったのですが…
何でも合理化、効率化のもとで、手仕事の技術が無くなってしまうのが淋しいです。
オーダーメイドの住まいをあなたに
by takezo! http://www.atelier24.jp
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