「磯辺の家」の基本設計がまとまり、計画敷地に上水道と下水道が敷地内に引かれていなので引込工事をしました。
先日その工事に対し、引込位置、公設枡や水道メーターなどの位置や高さを確認しました。
この敷地は千葉市内の人気のあるの住宅地に位置していて、建築主も住環境が気に入っていてかなり前からこの地区での戸建て住宅を建てたいとの強い思いから、ようやく条件が適う敷地が見つかり購入に至ったとのことでした。
その後、ハウスメーカーではなく建築家に設計を依頼したいということで、縁があり当事務所に相談がありました。
その後、当事務所で敷地状況を調べ、施主、ご家族の要望や工期、コストなどのヒアリングを得て、ファーストプランプランを提示。そのプレゼンテーションをうけ正式に設計を依頼されました。
その際、当事務所の調査で前面道路にある下水本管の深さが3.4mあるということが分かり、その工事負担費用がこの土地の仲介不動産会社から聞いていた大まかな予算の倍近く掛かる見込みになりました。
通常であれば道路を3m以上掘削して、掘削面が崩れない様にシートパイルという山留をして本管から枝管を敷地内まで引き込むことになります。
山留の費用も高額ですし、工事日数も掛かります。
この件について不動産会社は、重要事項で給水下水道の引込工事が必要だと説明しているとの見解で、工事費についてはあくまでも一般的な想定だとの回答だったと建築主から聞きました。敷地の購入価格が高いこともあり、附帯設備に費用を掛けられない現状があり困っていました。
ところが、千葉市の工事事務所から紹介してもらった水道工事会社が、小口径管推進工法というやりかたで掘削深さを浅くできる工法でコストを抑えてくれる見積もりを出してもらえました。
渡りに船でこの工事会社に建築主が直接発注することで、当初の予算よりも多少高くなりましたが、どうにかこのプロジェクトが進められることになりました。
それにしても、仲介不動産会社は、仲介手数料を不動産販売価格の3%もとっているのですから、もっと丁寧に真摯に仕事をしていただきたいと言いたい。地元で仕事をしてればこの地域の上水、下水道の特殊情報くらい知っていて欲しいし、引込費用がどのくらい掛かるかくらいは実際調べてから仲介するべきだと考えます。
この「磯辺の家」は実施設計がまとまりつつあります。
近年の傾向通り、建物本体工事の工務店探しが大変なことなると予想されます。
無事来年5月末には完成に至ることを祈ります。

by takezo! http://www.atelier24.jp
先日その工事に対し、引込位置、公設枡や水道メーターなどの位置や高さを確認しました。
この敷地は千葉市内の人気のあるの住宅地に位置していて、建築主も住環境が気に入っていてかなり前からこの地区での戸建て住宅を建てたいとの強い思いから、ようやく条件が適う敷地が見つかり購入に至ったとのことでした。
その後、ハウスメーカーではなく建築家に設計を依頼したいということで、縁があり当事務所に相談がありました。
その後、当事務所で敷地状況を調べ、施主、ご家族の要望や工期、コストなどのヒアリングを得て、ファーストプランプランを提示。そのプレゼンテーションをうけ正式に設計を依頼されました。
その際、当事務所の調査で前面道路にある下水本管の深さが3.4mあるということが分かり、その工事負担費用がこの土地の仲介不動産会社から聞いていた大まかな予算の倍近く掛かる見込みになりました。
通常であれば道路を3m以上掘削して、掘削面が崩れない様にシートパイルという山留をして本管から枝管を敷地内まで引き込むことになります。
山留の費用も高額ですし、工事日数も掛かります。
この件について不動産会社は、重要事項で給水下水道の引込工事が必要だと説明しているとの見解で、工事費についてはあくまでも一般的な想定だとの回答だったと建築主から聞きました。敷地の購入価格が高いこともあり、附帯設備に費用を掛けられない現状があり困っていました。
ところが、千葉市の工事事務所から紹介してもらった水道工事会社が、小口径管推進工法というやりかたで掘削深さを浅くできる工法でコストを抑えてくれる見積もりを出してもらえました。
渡りに船でこの工事会社に建築主が直接発注することで、当初の予算よりも多少高くなりましたが、どうにかこのプロジェクトが進められることになりました。
それにしても、仲介不動産会社は、仲介手数料を不動産販売価格の3%もとっているのですから、もっと丁寧に真摯に仕事をしていただきたいと言いたい。地元で仕事をしてればこの地域の上水、下水道の特殊情報くらい知っていて欲しいし、引込費用がどのくらい掛かるかくらいは実際調べてから仲介するべきだと考えます。
この「磯辺の家」は実施設計がまとまりつつあります。
近年の傾向通り、建物本体工事の工務店探しが大変なことなると予想されます。
無事来年5月末には完成に至ることを祈ります。


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