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建築家・飯沼竹一のブログです。暮らしや住まい、家や建築、街などを通して見聞きしたこと、日々感じたこと、考えたことなどを気儘に手記にしています。四方山話も含めて呑気に続けて行こうと思います。 ご意見ご感想などお願いします。
建築審査課の完了検査
緑町の家、確認申請を千葉市建築審査課に出しました。
今日、完了検査を受験して指摘事項は無かったのですが、民間の検査機関と違ってポイント毎にキチンと確認していきました。なんかへんですが少しホッとしました。(苦笑

ちゃんと設計し、つくって、監理しているので、大した問題などあるはずないのですが、最近の民間の検査は、あっという間に終わってしまい、拍子抜けな感じも度々受けますので、そんな思いを持ったのでしょう。

千葉市役所がすぐ側にあるので、審査課に法解釈を相談に行くことが多いのですが、審査課窓口で相談だけじゃなくまには市にも申請してくれと言うので、この緑町の家は、フラット35などの付属する申請が無かったこともあり千葉市に確認申請しました。
申請料も民間に比べて安いので、ケースバイケースで申請先を選びたいですね。







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「緑町の家」内覧会のお誘い
千葉市稲毛区の「緑町の家」が1月末に完成します。建築主さんと工務店さんのご好意から、内覧会を開催させていただけることになりましたのでお知らせします。

【日時】
① 2018年1月27日(土)午後1時~午後5時
② 2018年1月28日(日)午前10時~午後4時
(事前予約制)
*プライバシーの観点、お越し頂いた方へ十分に説明できるように予約制とさせて頂きます。
見学ご希望の方には、住所・氏名・連絡先・見学時間をメールか電話にてご連絡ください。
折り返し所在地や案内図などをお送り致します。
また、ご質問等も気軽にお尋ねください。
【連絡先】
E-mail :
info@atelier24.jp
TEL :043-238-5095


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【住宅の特徴】

北向き道路で46坪の南北に長い整形地。東側アパートと南、西側に隣接する戸建住居に囲まれていて、冬場には1階部分に自然光が入らないのが、それを逆手に取りプライバシーを守るために周囲とのつながりを絶ち、内側に安心感があり、開放的で明るくとても居心地の良い住空間を計画しました。
2階リビングダイニングをの計画を採用して、ワンルームで20畳のLDKを配し、南側に13畳のアウトドアリビングをつなげました。
LDKは天井高さが2.4m~3.0mに緩い天井勾配を持ちながら広がり南面のハイサイド窓から秋~冬、そして春まで自然光が入ります。
アウトドアリビングは2.4mの壁で周囲からの干渉を遮断しプライベートな半屋外空間として利用できます。青空を強く感じさせ、季節ごとに多彩なオープンエアーな空間を演出し、休日のブランチやBBQなども楽しめ、ビール片手に幸せな時間を過ごすことができます。
浴室はアウトドアリビングに面して開放した計画で、露天感覚で星を見ながらゆったり入浴できます。
心地良く安らぎのある住まいを、この家族4人のためだけの、温ったかスッキリのデザインの家をつくりました。

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【計画概要】

緑町の家(周囲から隔て守られた安心感と心地良さのある家)
建設地     : 千葉市稲毛区
敷地面積   : 153.79㎡(46.5坪)
建築面積   :  72.66㎡(22.0坪)
延床面積   : 105.60㎡(32.0坪)
規模      : 地上2階建て
構造      : 木造(在来工法)
仕様      : 耐震等級3/省エネ等級4

家族構成   : 夫妻+子供2
設計工事監理: アトリエ24一級建築士事務所
  意匠・設備: 飯沼 竹一
  構造    : 佐藤 岳人(TS構造設計)  
工事施工   : 株式会社 佐久間工務店





厳寒の地鎮祭
厳寒の朝、松波の家#2 の地鎮祭でした。
抜ける様な青空と澄んだ空気、そして清々しい陽の光を浴びて、工事の安全と良い家が無事完成することを祈りました。





OZONEセミナーのご案内です
住まいのセミナーのご案内です。

2017年度 OZONE住まいづくりセミナー 「JIA建築家と考える、暮らしと住まい」

https://www.ozone.co.jp/event_seminar/seminar/detail/248

私が所属する、日本建築家協会(JIA)関東甲信越支部・住宅部会主催で、リビングデザインセンターOZONEさんに会場を借りて
住まいづくりのセミナーを毎年行ってきました。今年度5回目のセミナーになります。
今回は、住まいの安全を事前に準備するという観点から、忘れがちな防災について考えたいと思います。
私がコーディネーターとして参加せていただき、二人の講師に分かりやすく「減災」について説明させていただきます。
「喉元過ぎれば熱さ忘れ」の諺どおり、このところ災害についてどこか、他人事のように、あるいは、記憶が遠のいていませんか。
お時間のある方は、是非参加いただき、住まいの防災について再度確認していただきたいと思います。

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住まいの安全を減災から考える~「災害から暮らしを守るための準備」

いつ起きるか分からない災害に万全な備えはできませんが、もし被災して被害が小さければ、早く日常に戻れます。まずは自宅の性能、劣化状況、近隣家屋や道路状況などを把握することから、事前の準備について考えてみましょう。

日時:2018年1/13(土)14:00~15:30
会場:リビングデザインセンターOZON 7F住まうとサロン
    東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー 
            (TEL:03-5322-6500)
講師:下田仁(下田設計東京事務所)
    田端友康(田端建築デザイン事務所)
コーディネーター:飯沼竹一(アトリエ24)


主催:(公社)日本建築家協会 関東甲信越支部
共催:リビングデザインセンターOZONE
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2018年のスタート
新年おめでとうございます。
三が日の不摂生を早速反省して、いすみ市の太東岬まで初乗りです。
事務所は明日5日が仕事始めです。
今年はこのブログをもっとたくさん記事を上げて少しでも多くの人に読んでいただけるように頑張りたいと考えています。
皆様、今年もどうぞよろしくお願いします。